市川斉の猫を知ろうブログ

私の大好きなペットに関連した情報を掲載していきます。

ネコの声が枯れる原因は?またその対策って?

ネコも人間同様に声が枯れることがありますが、ネコの声が枯れる原因とはなんでしょうか。
考えられる原因の1つはのどの炎症によるもので、感染症などの影響でのどに炎症が生じ、腫れるなどして鳴き声に影響することです。
咽頭炎であればよだれや咳を伴いますから、これらの症状に心当たりがある場合は、早めに動物病院を受診して診断を受けたり治療を始めることをおすすめします。
また感染症でのどに炎症が起こるのは、空気が乾燥してのどの粘膜が弱っていたり、何らかの理由で体力や免疫力が低下している恐れがあるので注意です。
病気であれば病院へ足を運び相談するのが望ましく、炎症の有無やなぜ声が枯れてしまっているのか確かめることが先決です。

ネコの声が枯れる原因は

鳴きすぎによるもの、これもネコの声が枯れる原因の1つで、対策としては鳴く原因を特定することと、必要以上に鳴かずに済むようにしてあげることです。
ネコが鳴くのは飼い主を呼んだり寂しいときで、飼い主が在宅していてもテレワークなどでネコの側にいないと、ネコは寂しくて鳴いて呼びます。
この場合はネコが見える場所でテレワークをするなど、ネコが探さずに済むようにしてあげると解決するはずです。
外出が多いときは、なるべく家にいる時間を増やしたり、家族がいるなら誰かがネコの側にいてあげるようにすることが大切です。
特に、子猫や高齢のネコは心細く寂しがる傾向なので、長く1匹にさせていると寂しさのあまりに、声が枯れるほど鳴いてしまうので気をつけたいところです。
安心できる環境造りが対策の鍵を握るので、ネコが安心して過ごせるように環境の見直しから始めるのが望ましいです。

ストレスによるネコの声の枯れは、飼い主がシッターなどに預けたり、動物病院で治療を受けた際に強いストレスを感じて鳴くという結果に繋がります。
シッターさんにやむを得ず預けなければいけない場合は、何度も顔を合わせている信頼できる人を選んだり、可能な限り早く飼い主が戻ってきて顔を見せてあげることが大事です。
動物病院については飼い主がつきそうこと、診断の際も治療中も顔が見えるところにいてあげるのが良いでしょう。
ストレスは自宅にいても感じることがあるので、ネコがどういったこと、状況においてストレスを感じるか注意深く観察することが肝心です。
そして取り除ける原因があれば、取り除いてあげることで声が枯れるほどネコが鳴くことはなくなります。
この場合の枯れるときの対策は勿論ストレスの解消で、一緒に遊ぶ時間を作ったり、ネコがリラックスできる状況を作ってあげるのが正解です。

嘔吐をしたいときも、吐き気によって声が枯れることがあります。
吐いた影響で枯れることもあれば、吐こうとして声が枯れたように聞こえることもあるでしょう。
対策のポイントは吐こうとしているのか、それとも既に吐いているか見分けることです。
嘔吐の原因を特定することも大切ですし、病気の為に吐き気を感じているのであれば、病気の治療が必要になります。
吐き気だけであれば様子を見ることで落ち着く可能性がありますが、病気が隠れている恐れがあるなら油断禁物です。
既に吐いている場合は特に注意で、様子を見ても改善しないどころかむしろ悪化するようなら、速やかに動物病院を受診するべきです。

不妊手術などのあとで体調が優れないケースでも、ネコの声が枯れてしまうことがあります。
食欲がなくて食べられず、それが原因で声がでなくて枯れたように聞こえることも珍しくないです。
表情にも元気が見られないなら、手術の影響で食欲が出ずに体調が良くないと考えるのが無難です。
他にも座っている時間が長い、立ち上がり歩こうとするとふらふらする、目つきが弱々しいといった様子も判断のポイントです。
手術後は傷口が傷んだり、ストレスで食欲が落ちることがあるので、少しずつ食べられるようになるまで見守ってあげる必要があるでしょう。
一向に食べなかったり弱っていくように見られる場合は、傷口が広がっていたり他の病気が隠れていることがありますから、速やかに先生に診てもらうことが必要です。

ネコの声が枯れるのには、このようにのどの炎症によるものや鳴きすぎによるもの、ストレスによるものなどがありますが、いずれにしても病院に相談するのがベストです。
動物病院であれば病気の有無や発症している病気、あるいは声が枯れるほど鳴いたり、ストレスに感じているものが特定できます。
病気はその場で治療が受けられますし、ストレスの原因や改善すべき環境のポイントがあるなら、そのヒントやアドバイスがもらえます。
先生は味方ですし、ネコを定期的に診てもらえば変化に気づいてくれるので、そういう頼りになる先生を見つけて相談する習慣を作ることが重要です。
飼い主はペットのことを何でも分かってあげたいものですが、病気については専門知識が不可欠なので、必要に応じて専門家に相談するのが良いです。