市川斉の猫を知ろうブログ

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ネコが尻尾を動かすときに感情は?<市川斉のネコを知ろうブログ>

ネコが尻尾を動かすとき、それは感情にも動きがある証拠で、動きをみればどういう感情なのか知ることができます。
飼い主に絡ませてくるときは特に、何らかの気持ちを伝えようとしているといえるでしょう。
ネコが尻尾を絡ませてくるだけでも幸せなものですが、ネコの感情を知ることができると更に幸福感が増すはずです。
甘えたいとき、ネコは飼い主に近づいてきて甘えるような表情を見せたり、飼い主に触れて気を引こうとします。
このときの尻尾の動きはズバリ、腕に絡ませてくることが多いです。
ここで無視をしても尻尾を絡ませることを止めませんが、無視し続ければやがてほどいてその場を離れるでしょう。
しかし、甘えたい気持ちが解消されず不満が残りますから、甘えたいときの飼い主に対する期待値は下がってしまいます。
ネコに甘えて欲しいのであれば、絡ませてきた時点で目を見つめたり、撫でて満足させてあげることが大事です。

嬉しい気持ちの表現は、寝そべるよりも立った状態で尻尾を絡ませてくることが少なくないです。
このネコの姿勢が甘えたいときなのか、嬉しい気持ちの表現なのか判断する材料になります。
表情にも違いがあらわれるので、普段からネコを観察して表情の変化を捉えるように心掛ければ、いずれ簡単に違いが分かるようになるでしょう。
嬉しい気持ちの表現をしていると思われるときに、ネコが喜びそうなことをして更に嬉しそうにしたなら、それは恐らく正解です。
何をすれば喜ぶか1つでも多く知っておくことで、嬉しい気持ちの表現の判断材料が増えます。
つまり、ネコの理解が深まることを意味しますから、嬉しい気持ちにさせることができますし、尻尾を絡ませてくれる機会が増えるでしょう。

飼い主への愛情表現として、尻尾で触れたり絡ませることは珍しくないです。
接触は親密な関係の証ですし、ネコの方から飼い主に寄ってきて尻尾を動かし絡ませることは、それだけ気持ちの距離感が近いことでもあります。
リラックスした表情や姿勢で警戒心を感じさせず飼い主のもとを離れない場合は、かなり愛されていると考えられます。
ただし、可愛いからと構い過ぎれば流石のネコも冷めてしまうので、控えめに対応するのが無難でしょう。

仲良しをアピールする尻尾の動きは基本的にネコ同士で行う仕草で、お互いの尻尾を絡ませたり体をくっつけて擦り寄せます。
それを飼い主にも行うとしたら、そのネコは飼い主のことを少なくとも仲が良い関係と思っていて、体に触れられても構わないと思っています。
尻尾の動きに対して絡ませる形で気持ちに応えることはできませんが、撫でてあげることは可能です。
飼い主に仲良しをアピールをしてきたら、頭や背中を撫でて気持ちに応えることが大切です。
そうすることで、尻尾の動きに対して尻尾で応えることができなくても、飼い主も仲良しだと思っていることが伝えられます。

親しみの挨拶も尻尾を絡ませることで知られていますが、絡ませ具合は比較的軽く、短時間でほどく傾向があります。
長時間絡ませ続けることはまずありませんし、体を擦り寄せたり飼い主の体に乗ることもないです。
とはいえ、尻尾を絡ませる距離には近づいてくるので、ネコが挨拶したがっていると気がついたらそれに応えてあげましょう。

遊んで欲しいとき、ネコは甘える感じで飼い主に近づき、遊んでアピールをして気を引きます。
甘えたいときとの違いを見分けるのは少し難しいですが、比較的リラックスしている様子なら純粋に甘えたいときで、やや興奮気味というかテンションが高めなら遊んで欲しいときでしょう。
おもちゃを使うなどしてしばらく遊び、それで満足して飼い主から離れれば、遊んで欲しくて近寄りそして満足したと見て間違いないです。

市川斉

ご飯などのおねだりは上目遣いで見つめたり、食事場所で鳴いて飼い主を呼ぶといった仕草をするのが一般的です。
そこでおねだりに気がつき要求に応えればおねだりは終わりますが、何度催促しても飼い主が応じない場合は、近づいてきて体を擦りつけたり尻尾を絡ませてきます。
ただ、ネコによっておねだりの仕草は違ってくるので、必ず尻尾を絡ませてくるとは限らないです。
こればかりは飼い主が理解を深めないと、ネコの感情や要求について正しく判断するのは難しいです。

全て信頼関係の証拠!ネコが飼い主に尻尾を絡ませるのは、改めて考えるといずれも信頼している証拠だといえます。
仮にもし信頼していないとしたら、甘えたり嬉しい気持ちの表現、飼い主への愛情表現をすることはないです。
仲良しをアピールする必要もないですし、親しみの挨拶も不要ですから、やはり尻尾を絡ませる仕草は信頼の証そのものです。
ネコが尻尾を絡ませてくれず絡ませて欲しいと思うのであれば、仕草を見てそれに応じた信頼関係の構築に繋がる対応を心掛けるのが良いでしょう。
その気ではないネコに対し積極的過ぎると引いてしまいますから、タイミングを計ったり距離感を保つことが肝心です。