市川斉の猫を知ろうブログ

私の大好きなペットに関連した情報を掲載していきます。

小型犬を飼った際の知見

小型犬を飼う場合、いろいろと考えなければならない点があります。特に一人暮らしであれば、買ってから考えるというのでは間に合いません。考察のポイントをテーマごとに明確にしておきましょう。最初のテーマは「選択肢:なぜ犬を選んだの?」という根本的なものです。ペットは犬以外にも多くの種類がありますが、やはり有力な選択肢として猫が挙げられます。両者を比べて犬を選択した理由を明確に答えられるのが望ましいです。答えられない場合は、まだ中途半端な気持ちでいる可能性があります。


似ている動物でも、種類が異なれば飼い方は大きく異なるのが一般的です。犬と猫は4足歩行で尻尾があり、毛で覆われていて雑食であるなど、共通点だらけといっても過言ではありません。しかし生態はまったく別ものであり、正反対と考えておいたほうが良いぐらいです。たとえば犬は人に懐くのに対して、猫は家に懐くことが大きな違いといえます。そのような違いを気にせずに飼い始めると、頻繁に付きまとわれて煩わしい場合もあるでしょう。見た目の好みだけでなく、動物としての習性まで視野に入れて判断しなければなりません。


事前準備についてもよく調べておく必要があります。事前準備といわれても、どの段階の作業までが当てはまるのか分からない人も珍しくありません。犬を我が家に迎え入れるまでの全作業が事前準備に該当します。ですから、しっかりと腰を据えて取り掛かることが不可欠です。ただし、事前準備はマニュアル化されているものではありません。各家庭の状況や犬種などによって、具体的な作業の内容や手順はさまざまです。性別なども関係してくるので変動しやすいですが、とりあえず相場をチェックしておきましょう。数万円で購入できるケースも多いですが、20万円ぐらいの値がついている犬もたくさんいます。相場だけで候補を絞るのは良くありませんが、購入費以外にも出費が多くなるので、参考にすることはとても重要です。


それだけでなく、犬の生活環境整備も早めに行わなければなりません。犬の受け取りに関しては、店舗まで迎えに行くケースもあれば、自宅まで届けてもらえるケースもあります。いずれにせよ、それまでに多くの物を揃えておくことは飼い主になる人の義務です。特に届けてもらうなら、すぐに生活をスタートさせるために完備させておくことが求められます。たとえばドッグフードは必須ですし、トイレのためのグッズもすぐに必要になります。もちろん、エサや水を入れる食器なども準備することも忘れてはいけません。足りないアイテムがないようにするため、どのような生活を送るのかリアルに想像してみてください。汚れを防ぐマット類など入手しておかないと後悔する可能性が高いです。犬とたわむれるシーンばかりイメージしがちですが、動物として汚物を出すといった当たり前のことも十分に認識しておきましょう。現実をしっかり理解して、家族になる覚悟を持たなければなりません。


また、次のテーマとして「お迎え後:登録費用」が挙げられます。犬が家に来てからは、物品を購入する費用だけでなく、いろいろな形で出費が発生するので要注意です。代表的なのは登録にかかる費用であり、3000円が一般的となっています。そして、できるだけ先延ばしにせず、そのタイミングで混合ワクチンを接種するようにしましょう。ペットショップで1回目は済ませているケースが多いですが、2回目は飼い主が受けさせなければならないケースがよくあります。診察もして貰ったほうが良いので、1万5000円ほどの出費を見込んでおきましょう。その他にもワクチンを接種する機会があり、そのたびに支払いが発生することになります。


さらに、「お迎え後:生活雑貨費」というテーマも重要なので要チェックです。人間と同じで生活をしていくうえで、爪切りやシャンプーなどの雑貨が必要となるため、できるだけ早く購入にしてあげましょう。必ずしも迎え入れる前に用意しなくても大丈夫ですが、リードや首輪がなければ散歩にもいけません。犬用の玩具もあったほうが、ストレスが抱えこむことを防ぎやすくなるでしょう。どのようなライフスタイルを望んでいるのかによって、購入する内容と出費の金額に大きな差が出ます。迎え入れてから、じっくり考えてみるのも一つの手です。

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市川斉の小型犬を買った際の知見


「お迎え後:これから掛かる費用」というテーマも同様で、不妊の処置など今後の計画を立てたうえで金額を算出しなければなりません。医療費の負担が気になるならペット保険への加入も検討すると良いでしょう。ここまでの話を知ると、小型犬を飼うのは大きな負担だと感じるかもしれません。たしかに簡単ではありませんが、家族として楽しい想い出をたくさん残せます。二次会を断る明確な理由に使えるなど、隠れたメリットがあることもポイントです。メリットも多いことを踏まえたうえで、どうするのがベストなのか考えてみましょう。